開発戦略は「意思決定」を遅らせろ!

この本には、ハーレーダビットソンが、2004年頃から新製品開発ペースを大幅に上げるために「リーン製品開発」を導入し、開発機種数を従来の6倍にまで引き上げ、高い成長を維持することができた、という事例が記載されています。

 

リーン製品開発は、「開発初期に多数の案を並行して検討する」「最初は製品の仕様を厳密に決めない」といった、一見すると非効率的に見える考え方だが、結果的には開発全体の効率は高まるという。

 

「どう作るか」といった生産・製造によって差別化できる時代が終わって、これからは「何を作るか」といった開発力こそが企業の命運をわけるという。

 

そこでは、単に製品開発の生産性と設計品質を向上させるという視点だけでは足りないので、一般的なプロジェクト・マネージメントの考え方では対応できません。

 

リーン製品開発の特徴は、開発生産性を上げるだけではなく、イノベーションを増やして顧客価値を高めることにあるという。

 

第一部には「リーン製品開発」導入についての架空の物語が記載されており、全体のイメージを掴むのに役立ちます。


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